「尊徳記念館」を見た後、その隣にある「尊徳生家」を見学しました。中流の農家の長男として生まれた尊徳は、４歳の時、酒匂川の氾濫で田畑を流され、苦しい生活のなか１３歳で父・１５歳で母を亡くし、伯父の家で働きながら一生懸命勉学に努め、２３歳で一家の再興をなした後小田原藩の財政立て直しを、そして３５歳の時、野州・桜町領（現・栃木県二宮町）の復興を命じられ、自分の財産を全て処分し小田原を後にして１０年をかけて桜町の復興に尽くし、その後各地の農業復興の指導、小田原藩の飢饉の救済、利根川分水路の調査、日光神領の復興に力を尽くしたということです。（自らの腹を痛めないでまずは「増税ありき」の先生方とは大違いですね。）
（上左写真は館内の様子、上右写真は生家の様子）
（下写真は報徳二宮神社）
報徳二宮神社（二宮尊徳翁をお祀りした神社）に寄り、「鈴廣」で昼食・土産を買った後お待ちかねのビール工場の見学です。土曜日のため製造ラインは稼働していませんでしたが、試飲したビールは泡が細かくておいしかったです。今度はキリンビアビレッジですか！？
今月１２日に行われた当支部（神奈川県土地家屋調査士会横浜南支部）行事の「二宮尊徳バスツアー」に参加しました。
神奈川県土地家屋調査士会で行われている二宮金次郎企画（http://www.kanagawa-chousashi.or.jp/ninokin/index.html）に便乗して「尊徳記念館」を見た後「報徳二宮神社」により最後にアサヒビールの工場見学、試飲会と欲張りな日帰りバスツアーです。
８：００に上大岡を出てすぐにバス内は宴会場と化し、記念館に着く頃には出発前に買い込んだアルコール類はほとんど無くなっていました。