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称名寺、県立金沢文庫【2010/10/01】

先日、金沢区内の称名寺、県立金沢文庫に行ってきました。
神奈川県立金沢文庫で「仏像のみかた」という特別展をやっていることもあり、妻と出かけました。(私はウォーキングが主な目的だったのですが)
歩いていける距離なのにまだ行ってないのが不思議な感じです。

鎌倉時代、北条実時が、今の称名寺の場所に別荘を建てて住んでいて、そこに作った持仏堂が称名寺になったということです。
朱色の反り橋・平橋のさきには、称名寺金堂があり、右に鐘突き堂があります。毎年、大晦日の夜、息子が除夜の鐘を突きに出かけたことを思い出しました。阿字ヶ池には気持ち悪いほどたくさんの亀がいて、その周りに彼岸花が咲いていました。
春は桜の名所として有名で、音楽イベントや年に3回ほどライトアップされているようです。

金沢文庫は、称名寺からトンネルをぬけたところにあります。
鎌倉時代に建てられた古い図書館で、実時が収集した政治、歴史、文学、仏教などに関わる書籍が収められていましたが、北条氏滅亡後はその時々の権力者に資料を持ち出され、その後、県の運営する文化施設として復興し、鎌倉時代を中心とした所蔵品を展示公開する歴史博物館として運営しているとのことです。
展示品には国宝や重要文化財も多くあり、仏像や関連する工芸品、古書・古文書等の説明を受けました。多少難しく感じましたが、仏像にはいろいろな種類のものがあり、その時代の背景など興味を持ちました。